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家を買うという人生最大の買い物をするには、しっかりした計画と慎重な決断が必要。
でも、自分にそんな重大な計画や決断ができる気がしない…と思っている人へ、私が一人で家を買うまでのきっかけをお話しします。
私が中古マンションを買うことになったきっかけは、リノベーション会社の相談会に参加したことです。
そのときはまだ本気で検討していたわけではなく、
「自分には無理かもしれないけど、とりあえず話を聞いてみよう」という気持ちでした。
そんな計画のない状態から家を買う!と決め、物件を見つけて契約するまで約3ヶ月。
リノベーション工事を経て、実際に住み始めるまではおよそ半年でした。
「いつかマイホームに住めたらいいな」程度に思っていたのが、
気持ちが一気に盛り上がった結果、いきなり叶ってしまった!と自分でもびっくりでした。
正直、勢いのまま思い切って流れに乗った部分も大きいです。
ですがもちろん、「後先考えなくても、買っちゃえばなんとかなる」などと無責任なことを言いたいわけではありません。
勢いに乗りながらも、後悔のない決断ができた大きな理由は
「自分にとって、理想の暮らしがどういうものか」を明確にしたことです。
その理想を実現する最適の選択肢が、マンションを買ってリノベーションするということでした。
自分の「理想の暮らし」は何なのかを突き詰め、デメリットや不安と向き合って人生について本気で考えた結果、家を買うという大きな決断を最終的にすることができました。
一気に気持ちが盛り上がり、勢いのまま買った
中古マンションを購入したのは「勢い」の部分も大きかったと言いましたが、実際にはどんな流れだったのかを説明します。
2020年12月、リノベーション会社の相談会に参加したのがはじまりでした。
相談会で住みたい部屋について話していくうちに気持ちが盛り上がり、
すぐに住宅ローンの事前審査を申し込んで、1月のはじめには物件探しと内覧をしました。
希望の物件が見つかり、手付金を支払って売買契約を結んだのが1月の下旬。
そして2月下旬には住宅ローンの本審査と融資実行、物件の決済が完了しました。
こんな流れで、行動を始めてから約3ヶ月でマンション購入に至りました。
リノベーション工事が完了して住み始めたのは5月下旬だったので、全体の期間でいうと約半年です。
またどのリノベーション会社に依頼するか、比較検討などはしていません。
「とりあえず行ってみよう」という軽い気持ちで相談会に参加し、
運よく信頼できる方が担当になってくださったので他の会社を調べたりもせず、そのままお願いすることにしました。
最初に相談会に参加した時点では、「家を買う」と固く決意していたわけではありません。
それでも、まだなんとなくの状態から本当に家を買おう!と決めて実際に購入するまで、あっという間でした。
あまりにとんとん拍子に話が進んでいくので、スピード感に驚きながら慌ただしく手続きなどをした記憶があります。
ちなみに私はめんどくさがりで、普段は何をするにも腰が重いタイプです。
買い物なども慎重派な自分の性格を考えると、ちょっと信じられないくらい意思決定までのスピードが速かったな、と自分のことながら驚きます。
普段の行動パターン例
・観たい映画があってもいつ行くか考えるのがめんどくさくて、
そのうち行こうと思っているうちに上映が終わる
・服を買うときは複数のお店に下見に行き、ある程度目星をつけてから試着。
迷ったらやめるが合言葉(結局何も買わないことも多々あり)
家を買う3ヶ月前まで、自分には無理だと思っていた
最初に行動を起こしてから3ヶ月でマンションを購入した私ですが、
それまでは「家を買うなんて自分には無理だろう」とほとんど諦めていました。
賃貸に住み続けるより、30代のうちに家を買うってありかも?と考えることはあったのですが、「一人だと不動産屋に相手にされないんじゃないか」「そもそも住宅ローンを組めないんじゃないか」と不安が大きく、夢のまた夢…くらいに感じている状態。
そんな風に諦めの感情が大きかったので、実際には何も行動を起こせずにいました。
不動産会社へ問い合わせすることはもちろん、マンション購入や住宅ローンについて本を読んで勉強したり、積極的に情報を集めたりなどもしていません。
それでもマイホームへの憧れはあったので、インスタなどのSNSで素敵な部屋の投稿をブックマークしたり、家づくり中のアカウントをフォローして眺めたりするのが日課となっていました。
そんな中でたまたま目に留まったのが「一人暮らし相談会」という、
ワンストップサービスを行っているリノベーション会社のイベントでした。
リノベーション会社の「一人暮らし相談会」に参加
とりあえず、相談会に行ってみる
ずっと行動を起こせずにいた私が、リノベーション会社の相談会に参加した大きな理由は
「一人暮らしの方が対象」という点でした。
その一文を見て、それなら門前払いを怖がる必要がない!とかなりハードルが下がったのを覚えています。
もう一つの理由は、ワンストップリノベーションを行う会社だった点です。
ワンストップリノベーションとは、物件探しから住宅ローンの相談、リノベーションの設計・工事までを同じ会社で行うことです。
めんどくさがりで専門知識もない私にとって、一つの会社でマンション購入とリノベーションに関わるすべてを依頼できるのはとても楽で安心だし、それなら自分でも最後までなんとかやれそうな気がしました。
こうしてマンションリノベーションへの第一歩を踏み出したのですが、
相談会に申し込んだ時は「まあ、ダメ元で行ってみよう」というテンションでした。
当時、家を買うことについて一番不安だったのがお金のことです。
住宅ローンを組めるのか?と一人で考えてても答えは出ないんだし、ず~っと憧れを捨てきれずにグズグズ悩み続けるよりもダメならダメできっぱり諦めよう!という心持ちで、とりあえず行ってみることに。
そうして参加した相談会で、マンション購入からリノベーションまでをお世話になる担当の方と出会うことになりました。
自分の「理想の部屋」が具体的になる
2時間ほどの相談会の中で話した内容は、大きく分けると次の2点でした。
リノベーション内容(どんな部屋にしたいか)と、住宅ローン(お金)の相談です。
まず住みたい部屋はどんな部屋なのかを、担当の方が詳しく聞き出してくれました。
予算のことはひとまず置いておき、どのくらいの広さで、どんな間取りで、どういう内装にしたいかなどを詳しくリストアップする作業です。
自分が住みたいのはどんな部屋か、リノベーションでやりたいことを話すのが楽しくて、次から次へと要望が出てきました。
それまで漠然としていた自分の理想について、言葉にすることでどんどん明確になっていくのが面白く、とてもワクワクしたことを覚えています。
こんな風に理想の部屋についてたくさん話せたのは、担当の方と相性がよかったことが大きかったと思います。
人見知りで初対面の人と話すのが苦手な私でも、うまく話を引き出してくれたり話す内容に「いいですね!」と共感してくれたりと、とても好印象でした。
自分の理想を言語化していくにつれ、マンション購入とリノベーションへのモチベーションがどんどん上がっていき、「本当にやってみたい!」という気持ちがかなり大きくなっていきました。
そして希望する部屋が具体的になったところで、一番心配なお金について相談。
住宅ローンや一人で家を買うことのメリット・デメリットなど様々なことを教えてもらい、
わからないことだらけだったお金のことを詳しく知ることができました。
最終的に「まずは住宅ローンの事前審査をしてみましょう」となり、そのまま手続きをお願いする流れになりました。
まとめ
自分に家が買えるわけないと思っていた状態から、相談会に参加してみて理想の部屋が明確になり、「マンションを買ってリノベーションしたい」という気持ちが膨らんでいくまでの流れをお伝えしました。
相談会には特に事前準備などもせず気軽に参加したので、住宅ローンの事前審査をするところまで話が進むとは思っておらず、自分でも気持ちの変化に驚きました。
そこまで気持ちが盛り上がったのは、
自分の理想の部屋が具体的にイメージできるようになったこと、
そこに住むことを考えるととても心が躍る自分に気付いたことが大きかったです。
この2つが、勢いがついた最初のきっかけだったと思います。
また、その理想の部屋というのはいきなり思いついたわけではなく、
長年抱いていた「どんな部屋で、どんな暮らしがしたいのか」という自分の考えが人に話すことで表面化したのだと思います。
そうして相談会を終えたあと、家を買いたいかも!と高まった気持ちが一時的なものではなく本当に望んでいることなのか、さらに家を買った先はどうするのかなど、自分の人生設計について真剣に考えてみることにしました。
次回の記事では、本当に家を買うと決めるまでにどうやって自分の気持ちの強さを確かめたのか、「理想の暮らし」とは具体的にどんな内容だったかをお話ししたいと思います。
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